「Oisix」2025年度新米の予約受付 1日で1000件以上の申し込み
一部スーパーなどでコメの品薄が続く中、宅配サービス「Oisix」が開始した2025年度の新米の予約受付に、開始から1日で今年度の2倍となる1000件以上の申し込みがあったことがわかりました。
来年10月から1年間、毎月、宅配してもらうものです。
今年の新米については、予約受付を開始したのは今年5月で、これに比べて、来年は8か月前倒ししたことになります。
大幅に前倒しした理由について、オイシックス・ラ・大地の冨士聡子氏(Oisix商品本部本部長)は「お米があって当たり前だったものが探すことに奔走しなければいけないんだという事態になり、不安なくおいしいお米を食べ続けていただくために開始した」としています。
一方、坂本農水相は6日、このコメの品薄の状況を受け、「これまで通り、需要に応じた生産を推進してまいりたい」と述べるとともに、来年、2025年産の生産見通しを、秋に決定すると話しました。「主食である米については、(新米が出回る前の)端境期に需要と供給にどのような動きがあったのか、背景や原因などについてしっかり分析し、次年度以降に繋げていきたい」としています。