会津若松市の東山温泉の旅館が破産手続き開始決定…負債総額は約1億円
会津若松市の東山温泉の温泉旅館が裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。
破産手続きの開始決定を受けたのは、会津若松市の東山温泉で温泉旅館「おやど東山」を運営していた「東山ホテル」です。東京商工リサーチによりますと、「東山ホテル」は1997年に設立され、天然温泉や囲炉裏料理を売りにして年間で5000万円前後の売上を計上していました。しかし、新型コロナの感染拡大で売上が落ち込み、2021年8月期にはおよそ200万円の最終赤字を計上しました。その後、一時売上が回復したものの設備の老朽化が進み、客足もコロナ禍前まで戻らず、資金繰りが限界に達したことから法的手続きに踏み切ったということです。負債総額は、およそ1億円にのぼるということです。