経済早ければ8月にも着手へ 燃料デブリの試験的な取り出しに向けた機器の設置完了2024年7月25日 20:29福島中央テレビ福島第一原発で、溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しに向けた機器の設置が完了しました。福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しには、テレスコ式と呼ばれる釣り竿のような形をした機器を使う予定です。東京電力は7月19日、機器を原子炉建屋内に搬入し、7月25日に取り付け作業が完了したと発表しました。採取する燃料デブリは線量が高くならないよう3グラム以下を金属の先端で挟んで取り出す計画ですが、高線量だった場合は戻すことも検討します。原子力規制委員会による検査後、早ければ8月にも試験的な取り出しに着手します。関連ニューステレスコ式機器を2号機原子炉建屋内に搬入…デブリ取り出しへ 福島第一原発福島第一原発で燃料デブリの試験的取り出しに使う装置 7月10日にも搬入へ処理水海洋放出からまもなく1年…坂本農水相がいわき市で漁業関係者らと面談・福島県「トラブルがないように」テレスコ式装置を10日にも搬入へ…2号機デブリ試験取り出し控え規制委が1F視察 福島福島第一原発の2号機 溶け落ちた核燃料を試験的に取り出す装置を搬入