「ランチの行き先困った」福岡大名ガーデンシティでもオープンキッチンプロジェクト始まる
福岡市・天神地区で進む都心部の再開発事業、天神ビッグバンによって飲食店が減り、働く人たちがランチを食べづらくなったという声が上がっています。こうした“ランチ難民”を救おうと、福岡市がオープンキッチンプロジェクトを推進しています。
23日の昼食の時間帯、新たにオープンキッチンプロジェクトが始まったのは、福岡市中央区の福岡大名ガーデンシティです。
■中村安里アナウンサー
「福岡大名ガーデンシティのステージではテイクアウトのランチが販売されています。続々とお客さんが買いに来ています。」
福岡大名ガーデンシティではオープンカフェが設置され、テイクアウトの弁当やスイーツなどが販売されました。
PIETRO MIOMIOが半熟卵と生ハムがのった春限定パスタを販売しているほか、フランスパンにチキンなどを挟んだベトナム風サンドイッチのバインミーや、東京の人気店ASAKOIWAYANAGIのスイーツが販売されています。
福岡市は去年5月以降、ビルのオープンスペースなどの利用規制を緩和し、キッチンカーなどを日常的に設置できる「オープンキッチンプロジェクト」を推進しています。これまでに天神ツインビルやパサージュ広場などで期間限定で展開してきました。
いわゆる“ランチ難民”の解消だけでなく、新たなにぎわい作りを目指します。
■訪れた人
「オープンキッチンがあったら選ぶ幅も広がるので食べる側としては助かります。」
福岡大名ガーデンシティでは24日と25日も、午前11時半から午後1時半まで行われています。5月以降も実施していく計画です。