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「フライ・アンド・クルーズ」北九州空港に降り立った観光客を船で観光地へ 狙いは?

2025年3月27日 10:18
「フライ・アンド・クルーズ」北九州空港に降り立った観光客を船で観光地へ 狙いは?

空港に降り立った観光客を、船で観光地まで運びます。北九州空港と門司港レトロなどを結ぶ、新たな交通サービス「フライ・アンド・クルーズ」の実証運航が27日から始まりました。

北九州空港そばの岸壁には100人乗りの船。乗り込んだのは、空港に到着したばかりの韓国などからの観光客です。

27日から実証運航が始まった「フライ・アンド・クルーズ」は、北九州空港と、門司港レトロや山口県下関市の唐戸ターミナルを船で結ぶ航路で、空港から観光地へのアクセス向上が目的です。

北九州市によりますと、電車などの公共交通機関を利用した場合、2時間ほどかかりますが、特別航路を船で行けば1時間程度に短縮されます。

■ボランティアガイド
「山の中に白い灯台、海岸線に白い大きな像が見えてきます。」

ボランティアガイドが添乗して、国の重要文化財「部埼(へさき)灯台」を案内したり、船が関門橋の真下をくぐったりと、海の上ならではの新たな魅力も発信しています。

1日3往復の運航で、乗船には事前予約が必要です。片道料金は門司港までが1400円、唐戸までが1600円です。小学生は半額です。

実証運航は29日までの3日間ですが、北九州市は今後、定期便の運航も検討するとしています。

最終更新日:2025年3月27日 10:18
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