「輸送コストを抑えられる」熊本空港から県産和牛を定期便で台湾に初輸出
熊本県産の和牛が17日、熊本空港から台湾に輸出されました。熊本空港からの定期便で和牛の輸出が行われるのは初めてです。
台湾への定期便で輸出されたのは、杉本本店が生産するブランド黒毛和牛「黒樺牛」のロース・ヒレのセット8ケースです。これまで熊本からの和牛輸出は他県の空港や港から行われていましたが、熊本空港で畜産物の輸出入に必要な検疫を実施する環境が整いました。
17日は搬入された肉を作業員が確認した後、チャイナエアラインの台北行きの定期便に積み込まれました。
杉本本店の杉本光士郎社長は、「これまで福岡県の空港や港から輸出していたが、熊本空港を使うことで輸送コストを抑えることができる。また、生鮮品を早く届けることができるのもメリット」と話しています。今回、台湾に輸出された黒樺牛は、1月中旬頃から店頭販売されるということです。
最終更新日:2024年12月18日 12:24