実質賃金 プラス傾向に 富山県内
物価の変動を考慮した実質賃金は、県内で2か月ぶりにプラスとなりました。
県が発表した2024年5月の毎月勤労統計調査によりますと、物価の変動を考慮した県内の実質賃金は2023年の同じ月と比べ1.2パーセント増え、2024年3月以来、2か月ぶりにプラスとなりました。
現金給与総額は2023年の同じ月と比べ5パーセント増え27万3621円でした。
業種別で伸び率が大きかったのは建設業、不動産業、物品賃貸業などでした。
県内の実質賃金は、2023年は1か月を除いた11か月でマイナスでしたが、2024年は今回を含め、3度目のプラスです。