東北電力、新社長に石山副社長が就任へ トップ交代は5年ぶり 「実行力とスピード感持ち、失敗恐れず挑戦」
東北電力は、31日の取締役会で石山一弘副社長が4月1日付で社長に昇格する役員人事を決めた。
東北電力のトップ交代は、2020年4月以来5年ぶり。
東北電力は、31日午後に記者会見を開き、4月1日付で樋口康二郎社長(67)が会長に就任し、石山一弘副社長(64)が次の社長に昇格する役員人事を発表した。
東北電力・石山一弘次期社長
「これまでの経験を活かしながら、実行力とスピード感を持って、失敗を恐れず挑戦してまいりたい」
石山次期社長は、福島県出身の64歳。
1985年に東北電力に入社し、東日本大震災の時には福島県の相双営業所長として被災地の復旧に従事。その後、環境部長や企画部長などを歴任し2022年4月から副社長として経営全体に携わっていた。
東北電力のトップ交代は2020年4月以来5年ぶりで、会見では 去年女川原発2号機の再稼働に道筋を付けたことから、経営体制を刷新したと説明した。
最終更新日:2025年1月31日 19:30