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【青森ハートビート】青森県産独自品種のサクランボ「ジュノハート」の上位品 販売開始

2024年6月21日 18:02
【青森ハートビート】青森県産独自品種のサクランボ「ジュノハート」の上位品 販売開始

県産サクランボ ジュノハートの上位品種「青森ハートビート」の県内販売がきょうから始まりました。

青森ハートビートは青森市と弘前市それに八戸市の5つの百貨店で販売が始まりました。青森ハートビートはハート型で大玉、そして甘みの強さが特徴の「ジュノハート」のうち直径が31ミリ以上で色づき具合など品質の良いものだけが認定されます。店頭では2粒入りの化粧箱が1箱税込み1,080円で売り出されました。さくら野青森本店では開店時間の午前10時になるとさっそく販売を待ちわびた人たちが買い求めていました。

★購入した人
「うれしいです 手に入るかどうかちょっと心配だったので」「ジュノハートは以前食べたことあるんですけどハートビートは食べたことなかったので楽しみです」

さくら野青森本店では今月25日と28日、来月2日にも青森ハートビートを販売するということです。

ジュノハートの主要産地南部町ではけさ初せりが行われました。初せりには最上位の青森ハートビート3箱を含む、ジュノハート合わせて76箱が上場しました。せりの結果1箱9粒入りに去年を15万円上回る35万円の最高値がつきました。

★落札したカネテ青果 久保田公彦社長
「ことしサクランボが不作だというなかで生産者の方々頑張ってきょうの初せりに出していただきましたので それも評価というか金額に上乗せという」

息子が生まれた9年前からジュノハートを作り始め、ようやく大台を収穫できたという生産者の杉澤さんは感激もひとしおです。

★最高値の生産者 杉澤勝さん
「最初聞いていて20万からスタートしたのかなでそこからどんどん上がって震えてきましたね 実割れとかあと連日の高温でやわらかくなったりしてきているのもあるのですけれど そのなかででも良質のものを頑張って出していきたいなと励みになりました」

★息子の遥馬さん
「じゃあ僕も将来パパみたいになって1等賞をとりたいです」

サクランボはことし高温で実が割れる被害が多く、入荷量が少ないことから品薄感が広がり全般的に相場は高めに推移しています。

最終更新日:2024年6月21日 19:22
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