JR四国 収支改善も瀬戸大橋線を除く全区間で赤字
JR四国は今日(8日)、昨年度の路線別の収支を公表しました。運賃値上げなどの効果で改善しているものの、瀬戸大橋線を除く全ての区間で赤字が続いています。
JR四国が発表した2023年度の路線別の収支によりますと、100円の収入を得るためにかかった経費を示す「営業係数」は、8路線18区間全ての合計で157円。前の年度の193円と比べ。36円改善しています。
去年(2023年)5月に行った運賃値上げや、新型コロナの5類移行の効果で、全ての区間で収入が増加しました。この内、瀬戸大橋線は2年連続の黒字となりましたが、その他の区間は依然として赤字となっています。
JR四国は、運賃値上げの効果で収支はコロナ禍前の水準に戻りつつあるものの、客足は完全には戻っていないとして、利用者の増加に向け引き続き、利便性の向上に取り組むとしています。
最終更新日:2024年11月8日 18:48