「メルカリ ハロ」求人の監視強化を発表…スポットワーク業界“闇バイト”悪用懸念も
メルカリは21日、展開するスポットワーク事業「メルカリ ハロ」について、求人の審査・監視体制を強化していくと発表しました。
スポットワーク業界をめぐっては、「闇バイトの募集に悪用されるのではないか」など懸念も持たれていて、対策が求められています。
「メルカリ ハロ」では現在、悪用などの疑いがある求人については、専門スタッフが掲載前に確認を行ったり、人とシステムを組み合わせて24時間365日不正な求人を検知できる体制を構築するなど、悪質な利用を未然に防止する対策をとっているということです。
これらに加え、異常なスピードで求人を繰り返すなど不審な挙動をする利用者を検知できるAIを年内をめどに追加し、より迅速にリスクが検知できるように審査・監視体制を強化していくとしています。
メルカリは、「万が一、違法・有害な業務等の不適切な求人を検知した場合には、関係当局や警察等とも連携、捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。