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JR西日本 JR四国 お盆期間の利用状況

2024年8月19日 18:50
JR西日本 JR四国 お盆期間の利用状況

 JR西日本とJR四国は、お盆期間の利用状況をまとめました。新幹線、在来線共に、近隣エリアの利用は堅調でした。

 JR西日本中国統括本部によりますと、8月9日から18日までに山陽新幹線の新大阪-岡山間を利用した人は、去年より7ポイント増えた180万8000人。また在来線の特急は、伯備線の岡山-新見間の利用が23ポイントアップするなど、近隣エリアの鉄道利用は軒並み堅調でした。

 またお盆の後半関東地方の台風の影響が懸念されましたが、JR西日本中国統括本部は「大きな影響には至っていない」としました。また新型コロナの流行前で西日本豪雨が発生した2018年と比べると、新幹線、在来線共に9割の水準に留まりました。

 一方、JR四国によりますと、お盆期間中の快速マリンライナーなど瀬戸大橋線の利用者数は、合わせて27万1400人。去年の同じ時期と比べて、およそ1万8000人。率にして7パーセント増えました。利用のピークは下りが10日、上りが17日でしたが、1日の利用者数は去年の9割ほどで、分散傾向だったということです。

 また8日に発表された南海トラフ地震の臨時情報を受け、四国内でも一部の列車が運休するなどの影響が出ましたが、お盆期間を通じて天候に恵まれたことや、祭りなどが予定通り行われたことから、利用は好調だったとしています。

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