JR四国と台北メトロ(台湾)友好協定締結 観光の交流や連携に向け
JR四国は台湾の鉄道会社「台北メトロ」と、観光の交流や連携に向けた友好協定を結びました。
協定を結んだのは、JR四国と、台北市を中心に地下鉄を運行する台北メトロです。協定では、鉄道を核にした相互利用の促進や情報発信など様々な分野で、交流や連携を深めるとしています。
JR四国では高松駅などで台湾の観光をPRしています。
(JR四国 四之宮和幸社長)「交流による鉄道利用の拡大はもちろん、鉄道以外の分野でも積極的に連携を行い、日台の交流人口の更なる拡大と発展に努めたい。」
また台北メトロの趙紹廉会長は「四国と台湾の絆がさらに深まることを心から願っている。」と話しました。
今回は愛媛県の「松山(まつやま)」駅と、台北市にある「松山(しょうざん)」駅は、表記が同じことから「姉妹駅」の協定も結びました。
(JR四国営業部 上田純子担当部長)「四国はひとつと言いますが、そこをつなぐのは鉄道です。色々な魅力が四国に多く詰まっているので、そういう場所に何度でも来てほしい。」
JR四国が販売している訪日客向けの乗り放題切符では、台湾からの観光客の購入がトップシェアだということです。今後は技術や設備の面などでも連携を深めたいとしています。