【パチンコ店など経営】「飛鳥商事」破産手続き開始決定 負債額約35億円 2022年以降岩手県内では最大 震災やコロナ禍が影響
パチンコ店などを経営する盛岡市の飛鳥商事が28日、盛岡地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。負債額は35億円あまりで、2022年以降では県内最大です。
帝国データバンク盛岡支店によりますと、飛鳥商事は沿岸3店舗のパチンコ店や北上市の公衆浴場を経営し、過去には他にも複数の店舗を展開し、2007年9月期の売上高はおよそ250億円に達していました。
しかし、東日本大震災やコロナ禍の影響で2023年9月期の売上高はおよそ25億円まで減少。店舗の営業譲渡を模索したものの不調に終わり、破産手続き開始の決定を受けました。
負債額はおよそ35億3500万円で、2022年以降では県内最大となっています。