山形県内の景気基調判断 2か月連続「緩やかに持ち直している」維持・県内金融経済概況
日銀山形事務所は25日、月例の県内金融経済概況を発表しました。景気の基調判断は「緩やかに持ち直している」とし、2か月連続で維持しました。
日銀山形事務所によりますと物価上昇が続く中でも、新型コロナの影響で抑制されていた需要が持続していて、「個人消費」が「回復している」ということです。ことし8月の百貨店・スーパー販売は12か月連続、コンビニエンスストアは18か月連続で前の年を上回りました。また、秋の行楽シーズン、年末年始の宿泊や飲食店の予約も好調だということです。
一方、「設備投資」は前の年を下回る動き、「公共投資」や「住宅投資」は横ばいの動きとなっています。