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ガザ地区南部の学校付近に空爆 避難民ら少なくとも29人死亡 ロイター通信

2024年7月11日 1:08

ロイター通信はパレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスの東にある学校付近で空爆があり、避難民ら少なくとも29人が死亡したと伝えています。

ロイター通信はガザ地区当局者の話として、イスラエル軍による空爆が9日、ガザ地区南部ハンユニスの東にあるアバッサンという町の学校の外にある避難民を収容するテントを直撃し、少なくとも29人が死亡したと報じました。ほとんどが民間人の女性や子どもだったということです。

イスラエル軍は調査中としていますが、イスラム組織ハマスは声明で「恐ろしい虐殺が続いている」と強く非難しました。

こうしたなか、イスラエルメディアはイスラエルとハマスによる停戦と人質解放をめぐる協議についてカタールの首都ドーハで10日、カタール、エジプト、アメリカ、イスラエルなどによる間接協議がおこなわれると伝えています。ただ、イスラエルの度重なる攻撃にハマスは強く反発しており、アメリカの当局者の話として、「合意に達するまでにはまだ長い道のりがある」と伝えています。