中国進出の日系企業 中国経済に厳しい認識
中国に進出する日系企業が、中国経済に対し、厳しい認識を持っていることが明らかになりました。
中国に進出する日系企業が加盟する「中国日本商会」が、今年3月から4月にかけてアンケートを行ったところ、1700社以上から回答がありました。
そのうちの半数を超える56%の企業が「売り上げが低下している」と答え、中国国内の景気についても53%が「悪化している」との認識を示したということです。
中国経済の低迷が、日系企業の売り上げにも影響していることがうかがえます。
一方、中国国内への投資については、56%が「増加または維持する」と答えていて、中国日本商会の本間哲朗会長は、「中国市場の競争が激しくなる中、先手を打って投資しようという企業が多い」と指摘しました。