水原一平被告、無罪を主張も…後日罪を認める見通し【中継】
ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が14日、裁判所に姿を見せ、罪状認否で無罪を主張しました。報道陣の問いかけには、一切答えませんでした。
米ロサンゼルスから中継です。
事件発覚後、テレビカメラの前に初めて姿を見せた水原被告は、報道陣の質問には一切答えず、表情を変えることもありませんでした。
水原一平被告は違法な賭博の借金返済のために、大谷選手の口座から無断で1700万ドル、日本円で26億4000万円あまりを不正に送金した罪などで起訴されています。
つい先ほど、水原被告は罪状認否で無罪を主張しましたが、これはあくまで形式的なものです。司法省によると、水原被告は2件の罪を認める司法取引に応じていますが、水面下の交渉が続いているとみられ、今後数週間以内に有罪の答弁を行う見通しです。
銀行詐欺と虚偽の納税申告で、最長で禁錮33年が科される可能性がありますが、司法取引によって大幅に軽くなるとみられています。