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米でドラマ化 水原被告の事件が…「信頼と裏切り、そしてワナの物語」に 「ラ・ラ・ランド」制作会社

2024年5月11日 5:55
米でドラマ化 水原被告の事件が…「信頼と裏切り、そしてワナの物語」に 「ラ・ラ・ランド」制作会社

大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告の事件について、アメリカでテレビドラマ化する計画が進んでいることがわかりました。映画「ラ・ラ・ランド」などを生み出した大手制作会社が手がけるといい、「信頼と裏切り、そしてワナの物語」になるとしています。

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大谷翔平選手を支え続けた“敏腕通訳”から一転、銀行詐欺など2つの罪に問われ、これを認めた水原一平被告。その転落した人生をドラマシリーズ化する計画が進んでいることが、明らかになりました。

制作するのは、アカデミー賞を受賞した映画「ラ・ラ・ランド」など、数々の名作を生み出してきたアメリカの大手制作会社、ライオンズゲート。

ドラマ化計画するプロデューサー
「これはメジャーリーグ史における最大の賭博スキャンダルで、その中心にはメジャーリーグが大望を抱くスターがいる。私たちは核心に迫ります。富と名声にひそむ信頼と裏切り、そしてワナの物語です」

“スポーツ界最大”ともいわれる賭博スキャンダル。司法取引の合意書には、虚偽の納税申告の罪についても不正行為が詳細に書かれていて“金銭への執着心”の強さがうかがえるものも。

司法取引の合意書より
「水原被告は『独身』と偽って控除を申請していた」

合意書によると、妻の存在を隠すことでより多くの税金の控除を受けていたという水原被告。受けられる控除は本来なら日本円で約78万円でしたが、その倍にあたる約156万円の控除に。税金から少しでも逃れるため、ウソの申請をしていたとみられます。

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司法取引で有罪を認めたことで、最長で“禁錮33年”ともいわれている刑期はどうなるのでしょうか?

かつて金融犯罪を扱っていた元連邦検事に聞きました。

元連邦検事 エディー・ハウレギ弁護士
「言い渡されるであろう量刑は4年9か月から5年11か月の範囲。そこから増やすか減らすか、中間にするかでしょう」

最長33年から1桁台になる可能性も。大幅に軽くなると指摘しています。

また今回の司法取引については…

元連邦検事 エディー・ハウレギ弁護士
「起訴から容疑を認めるまでが異例の早さだと思います。水原被告の弁護士は迅速に証拠を見直すことができたと考えます。そして早期に責任を認めることが、水原被告にとって最も有益であると判断したのでしょう」

量刑の言い渡しについても、数か月以内になる可能性があるということです。水原被告の罪状認否は14日に行われる予定です。

(5月10日放送『news zero』より)

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