水原一平元通訳の事件、テレビドラマ化の計画 映画「ラ・ラ・ランド」制作会社
ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の事件について、アメリカの大手制作会社がテレビドラマ化する計画を進めていることがわかりました。
映画「ラ・ラ・ランド」などを手掛けたロサンゼルスの制作会社ライオンズゲートは9日声明で、水原被告の事件についてテレビドラマ化する計画を明らかにしました。
プロデューサーは、「私たちは核心に迫ります。富と名声にひそむ信頼と裏切り、そしてワナの物語です」とコメントしています。
一方、水原被告の量刑について、銀行詐欺では最長で禁錮30年、虚偽の納税申告では最長で禁錮3年が科される可能性がありますが、かつて金融犯罪を扱った元連邦検事は、司法取引で有罪を認めることにより、量刑は大幅に軽くなると指摘しました。
元連邦検事 エディー・ハウレギ弁護士
「言い渡されるであろう量刑は4年9か月から5年11か月の範囲。そこから増やすか減らすか、中間にするかだろう」
また、今回の司法取引の合意は「異例の早さ」だと指摘し、量刑の言い渡しについても数か月以内だろうとしています。
水原被告の罪状認否は、14日に行われます。