【中継】元通訳・水原一平被告、“罪状認否”では無罪を主張へ…量刑は?
ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が大谷選手の口座から不正に送金したとされる事件の裁判で、水原被告の罪状認否が行われます。
裁判所の前から中継です。
ロサンゼルスの連邦裁判所前です。水原被告は到着していないとみられますが、この後、4時間ほどしましたら、裁判が始まります。
司法省によりますと、水原被告は2件の罪を認める司法取引に応じていますが、この後の罪状認否では、形式的ではありますが、無罪を主張する見通しです。
というのも、司法取引については水面下の交渉が続いていて、完全に折り合ってはいないとみられ、いったん無罪を主張して、審理が継続したままの形をとるということなんです。
司法取引の進ちょくによりますが、水原被告は数日から数週間以内に罪を認める答弁をする見通しです。
──司法取引の結果次第だと思いますが、どの程度の量刑になりそうなのでしょうか。
銀行詐欺については最長で禁錮30年、虚偽の納税申告については最長で禁錮3年が科される可能性がありますが、今回の司法取引によって、大幅に軽くなる見通しです。
かつて金融犯罪を扱った元連邦検事のエディー・ハウレギ弁護士によると、量刑は4年9か月から5年11か月程度とみられ、量刑の言い渡しは数か月以内だろうとしています。