ロシア軍司令官暗殺事件 容疑者を拘束 ウクライナ側がスカウトか
ロシアのモスクワでロシア軍の司令官が暗殺された事件で、捜査当局は18日、容疑者を拘束したと発表しました。ウクライナ側にスカウトされたと供述しているということです。
ロシア連邦捜査委員会は18日、ロシア軍で生物化学兵器などの部隊を率いるキリロフ司令官の暗殺に関与したとして、ウズベキスタン人の容疑者の身柄を拘束したと発表しました。
この容疑者は尋問に対し、ウクライナの特殊部隊にスカウトされたと述べた上で、司令官の住宅の入り口に、爆発物を取り付けた電動スケーターを駐車したと説明したということです。
容疑者が遠隔操作で起爆したということですが、近くに駐車した車の中に監視カメラを設置していて、その映像はウクライナ側でチェックできるようになっていたということです。
容疑者にはウクライナ側から10万ドル、日本円で1500万円超の報酬と、ヨーロッパ諸国での居住が約束されていたということです。
最終更新日:2024年12月18日 19:16