国連安保理が緊急会合、シリアのイラン大使館施設空爆13人死亡で対応を協議
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シリアにあるイラン大使館の関連施設が空爆され、イラン革命防衛隊の幹部ら少なくとも13人が死亡したことを受け、国連の安全保障理事会は2日、緊急会合を開き、対応を協議しました。
シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館の関連施設への空爆をめぐっては、これまでに革命防衛隊の幹部ら少なくとも13人が死亡し、イラン側はイスラエルによるものだと主張しています。
イスラエル側は、この攻撃について「コメントしない」としていて、2日に開かれた国連安保理の緊急会合にも出席しませんでした。
会合でイランの国連次席大使は、外交施設への攻撃は明らかな国際法違反で、テロ行為だとしてイスラエルを強く非難した上で、報復も辞さない姿勢を強調しました。
イラン国連次席大使「イランは国際法と国連憲章に基づき、非難されるべき行為に対し、断固とした対応を取る正当な権利がある」
一方、アメリカは「攻撃には関与しておらず、事前に知っていたわけでもない」と述べた上で、イランに対し、中東地域の緊張を高めないよう求めました。