アメリカのトランプ大統領が所有するスコットランドのゴルフリゾート内で、パレスチナを支持する落書きなどが見つかりました。

ロイター通信などによりますと、トランプ大統領が所有するスコットランドのゴルフ場で8日、落書きが見つかりました。

グリーンには白いもので「ガザは売り物ではない」との文字が書かれていて、クラブハウスの壁には赤い塗料がまかれていました。また、「パレスチナに自由を」との落書きも見つかったほか、トランプ大統領を批判する文字も見つかったということです。

落書きを実行したとする団体はSNSで、「トランプ氏はガザ地区を自分の所有物として扱おうとしているが、所有物は手の届くところにあるものだと知るべきだ」と投稿しています。

トランプ大統領は先月、アメリカがパレスチナ自治区ガザ地区を所有し、住民を移住させると発言していて、周辺国やヨーロッパの国々から批判の声が相次いでいます。