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ジョージア “スパイ法”を再可決 近く成立の見通し

2024年5月29日 6:35
ジョージア “スパイ法”を再可決 近く成立の見通し

旧ソ連のジョージア議会は28日、外国から資金提供を受ける団体を事実上の「スパイ」として登録する法案を再可決しました。近く成立する見通しです。

ジョージア議会は28日、外国から20%以上の資金提供を受けている団体を、事実上の「スパイ」とみなして、登録を義務付ける法案を再可決しました。

大統領が拒否権を発動していましたが、これを無効にした形で、法案は近く成立する見通しになりました。

ロシアでは同様の法律が言論統制に使われていることから、反対派は「ロシア法」などと批判していて、法案が再可決されると警備の警察官とにらみ合う場面もありました。

デモ参加者
「“ロシア法”にみなストレスを感じています。これはEUを目指す私たちの道ではないから」

ジョージアでは、与党を含め、国民の大多数がEU=ヨーロッパ連合への加盟を望んできました。しかし、ロシアとの関係も重視する与党がEUなどの反対を押し切り法案を再可決したことで、EU加盟は見通せなくなりました。