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救出された作業員「素晴らしく幸福」

2010年10月13日 19:10

 チリの鉱山落盤事故で地下に閉じこめられた作業員の引き揚げ作業が行われ、日本時間13日午後1時過ぎに2人目に救出されたマリオ・セプルベダさん(40)が、救出から約2時間半後に会見した。

 セプルベダさんは「こんばんは。皆さんお元気ですか。ここにいることは素晴らしく幸福です。今回の事故に遭い、これからまた何があっても正面から立ち向かっていけます。自分の前には神と悪魔の両方がいて、私は神の手を離さず握りしめていました。決して神は私を見放さないと信じていました。我々を救うために偉業を成し遂げてくれる人たちがいると、私たちは確信していました」と話した。