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米軍制服組トップ、中国の軍事開発に警戒感

2011年1月13日 13:08

 アメリカ軍制服組のトップ、マレン統合参謀本部議長は12日、「中国の軍事開発の多くは、アメリカに焦点を合わせているようだ」と述べ、新型ステルス戦闘機の試験飛行を行うなど、中国が進める軍事開発に警戒感を示すとともに、開発の目的を明らかにするよう求めた。

 一方で、「中国には必要な軍事開発を行う権利がある」と一定の理解を示した。また、マレン議長は、北朝鮮は軍事力を向上させており、「新たな挑発行為は壊滅的な事態を招く」と指摘し、挑発行為を阻止するため「中国には重大な責任がある」と述べた。