登山家・尾崎隆さん、エベレストで死亡
植村直己賞も受賞した日本人登山家が12日、世界最高峰・エベレストで死亡した。
在ネパール日本大使館によると、登山を手配した旅行代理店から「エベレストの頂上のすぐ近くで12日、オザキタカシさんが死亡した」と連絡があった。AP通信によると、死亡したのは尾崎隆さん(59)。尾崎さんはエベレスト山頂から約250メートルの地点で体調不良を訴えて倒れ、下山する途中に死亡したという。
尾崎さんは、96年にミャンマーの最高峰・カカボラジ山の初登頂を果たし、第1回植村直己冒険賞を受賞している。
14日にも、ヘリコプターで登山キャンプまで下ろされるという。