×

米東部から中部で記録的猛暑 22人死亡

2011年7月23日 7:22

 アメリカでは、東部から中部にかけての広い範囲で熱波による記録的な猛暑が続いている。

 アメリカでは22日も、中部から東部の広い範囲で猛暑日となった。国立気象局によると、首都・ワシントンの最高気温は約40℃、体感温度は45℃を超え、噴水の周りで涼んだり、足早に観光を終えたりする人たちの姿が目立った。

 猛暑により、全米では、これまでに少なくとも22人の死亡が確認されている。猛暑日は来週も続くとみられ、気象当局は水分補給をこまめに行うなど、熱中症対策を呼びかけている。

 一方、フランスでは、全国的に雨や雷雨に見舞われていて、パリでは19日の最高気温が例年より10℃も低い14℃までしか上がらず、記録的な冷夏となっている。

 アイスクリームの売り上げが去年に比べて2割落ち込む一方で、暖房用の灯油などが売れているという。この寒さは来週半ばまで続く見込み。

一緒に見られているニュース