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米同時多発テロ 追悼広場の一般公開始まる

2011年9月13日 8:11

 アメリカの同時多発テロ発生から10年が過ぎ、現場となったグラウンド・ゼロでは12日、追悼広場の一般公開が始まった。

 追悼のための広場は、世界貿易センタービルが立っていた場所につくられた。ビルの基礎があったところには2つの池がつくられ、その縁には同時多発テロの犠牲者約3000人の名前が記されている。また、犠牲者の名前は友人や同僚が近くに並ぶように生前の関係を重視して刻まれている。入場は予約制で、世界70の国から応募が寄せられている他、12日だけで7000人が訪れることになっている。

 アメリカで一番の高さとなるビルを含め、周辺では4つの超高層ビルの建設が進められているが、早ければ5年後にも全てが完成する予定。