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正恩氏「金総書記の教えを徹底的に貫徹」

2011年12月29日 0:30

 17日に死去した北朝鮮・金正日総書記の国葬が28日、首都・平壌で行われた。後継者の三男・正恩氏は幹部を従えてひつぎの傍らに付き添い、権力を受け継いだことを内外に示した。また、正恩氏は金総書記の路線を継承する考えを示した。

 北朝鮮の国営テレビは、28日午後2時前から葬儀の様子を放送した。金総書記のひつぎは乗用車の屋根にのせられ、正恩氏が先頭に寄り添って歩いた。車列は午後2時過ぎに宮殿を出て平壌市内に向かい、2時間半かけて雪の舞う市内を回って宮殿に戻った。

 正恩氏は葬儀が終了した後、幹部に対し、「金総書記の残した教えを徹底的に貫徹する」と述べ、金総書記の路線を継承する考えを示した。