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中国・王毅外相、フィリピン外相と電話会談 南シナ海での領有権めぐり強くけん制

2023年12月21日 2:02

南シナ海での領有権をめぐって対立が深まっている中国とフィリピンの外相が20日、電話会談しました。会談で中国の王毅外相は、フィリピンが「慎重に行動すべきだ」と強くけん制しました。

中国とフィリピンが領有権を争っている南シナ海では、今月、中国の公船がフィリピンの船に放水を行うなど、緊張が高まっています。こうした中、中国の王毅外相とフィリピンのマナロ外相が20日、電話会談を行いました。

王毅外相は、緊張の高まりはフィリピンによる挑発が原因だと批判した上で、「慎重に行動すべきだ」と強くけん制しました。その上で、この問題について両国で話し合っていくべきだとして、緊張緩和に努める姿勢を強調しました。

中国メディアによりますと、マナロ外相も中国との関係改善に前向きな姿勢をみせたということです。

この問題をめぐっては、アメリカのバイデン政権がフィリピンを支持する姿勢をみせていて、中国としては2国間の協議による解決を目指すことで、アメリカの介入を避けたい思惑があるとみられます。