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金総書記死去から100日 大規模追悼行事

2012年3月25日 12:11

 北朝鮮は25日、故金正日総書記の死去から100日を迎え、大規模な追悼行事が行われた。

 首都・平壌では、25日午前11時から最高指導者・金正恩氏らが出席して大規模な追悼大会が開かれている。崔永林首相は、正恩氏の下での団結を訴えた。

 崔首相「この100日間は、わが軍と人民が金正恩同志の指導に従って、悲しみを100倍1000倍の勇気に変え、進軍を続けた日々でした」

 指導部は、25日をもって金総書記の公式の哀悼期間を終了すると位置づけるものとみられる。

 北朝鮮は来月15日、故金日成主席の生誕100年という大きな節目を迎える。中旬には党と国家の重要会議が開かれる予定で、正恩氏が党や国家のトップに就任し、名実ともに最高指導者となる可能性がある。北朝鮮は12~16日に人工衛星の打ち上げを予告しており、一気に体制固めを図るものとみられる。