台湾 北京五輪の開会式・閉会式は不参加に
台湾当局は来月4日に開幕する北京冬季オリンピックの開会式と閉会式に台湾の選手団は参加しないと発表しました。
台湾教育部は28日、選手4人を含む15人の台湾選手団について、北京冬季オリンピックの開会式と閉会式に参加しないと発表しました。
理由として、選手らが台湾、アメリカ、スイスなどからそれぞれ北京入りするため開会式に全員がそろわないほか、新型コロナウイルスの感染対策や選手の疲労も考慮したと説明しています。
台湾をめぐっては、中国政府の報道官が26日、台湾選手団について、これまで使ってきた名称の「中華台北」ではなく、「中国台北」と呼んだことから、台湾では「中国の一部として扱っている」と反発する声が上がっていました。