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キャサリン妃“一般家庭”の実家で子育て

2013年7月26日 11:21

 「将来の国王」となる男の子を出産したイギリス・キャサリン妃は、これまでの伝統とは違い、宮殿ではなく、実家でウィリアム王子と子育てを始めている。

 キャサリン妃の実家は、ロンドン中心部から約80キロ離れた小さな町にある。ウィリアム王子夫妻は出産から2日後にジョージ王子を連れて家に入った。地元メディアによると、東京ドームの約1.5個分という広大な敷地で、プールやテニスコート、子供の遊具なども備えているという。

 門の前には警察官が配置され、周辺の道路は駐車禁止となるなど、厳戒態勢が敷かれている。警察による駐車禁止の張り紙には、キャサリン妃が出産で入院した日から21日間、駐車禁止にすると記載されている。

 しばらくの間、異例のことながら、一般家庭でもある母方の実家で「将来の国王」を育てることになる。ウィリアム王子夫妻、地元では「すでに地域の一員になっている」とも評されている。地元の人たちは王室の伝統にとらわれない子育てを静かに喜び、見守っている様子だ。