アメリカ・ニューヨークを訪れているイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃は９日、２００１年に起きた同時多発テロの跡地を訪れた。

　同時多発テロの跡地を訪れたウィリアム王子夫妻は、犠牲者の名前を刻んだ石碑に花束を置き、「立ち直る勇気に敬意を込めて」と書いたカードを添えた。追悼記念館では、救助活動中に壊れた消防車など、展示物を見学し、１つ１つの説明に耳を傾けていた。

　また夜には、夫妻はイベントと夕食会に出席するためメトロポリタン美術館を訪問。ウィリアム王子は来年４月に第２子の出産を控えおなかがふくらんだキャサリン妃を気遣うようにエスコートしていた。

　夫妻は３日間の訪問を終え、まもなくニューヨークを後にする。