英・キャサリン妃 第2子出産に向けて入院
第2子を妊娠しているイギリス王室のキャサリン妃が日本時間2日午後、出産のため入院した。ロンドンの病院前から渡辺祐史記者が中継。
病院前には入院の一報を聞いた各国のメディアが集まっている。病院の窓には曇りガラスが施され中の様子をうかがい知ることはできないが、4月後半とされた予定日を過ぎ、じりじりと待つ日が続いた中、第2子誕生の瞬間がいよいよ近づいている。
イギリス王室によると、キャサリン妃は日本時間2日午後2時頃、住まいのケンジントン宮殿から車でセントメアリーズ病院に入った。陣痛の初期段階で、ウィリアム王子も付き添っているという。
病院前で2週間待ち続けた市民からは期待の声が上がっている。
王室ファン「興奮してるなんてもんじゃないよ。赤ちゃんが生まれるのが楽しみだ」
この病院はおととし7月に第1子のジョージ王子を出産した時と同じ病院で、その際には入院から約10時間後に出産した。出産すると王室の使者が女王に報告するためバッキンガム宮殿に向かい、その後まもなく性別や産まれた時間など書いた文書が宮殿前に掲示される。
生まれた子は性別に関わらず王位継承順位がジョージ王子に続く第4位となる。