キャサリン妃が退院 プリンセスをお披露目
イギリス王室のキャサリン妃が2日、第2子となる女の子を出産した。その日のうちに退院し、プリンセスがお披露目された。
キャサリン妃は現地時間2日午前8時34分、女の子を出産。その約10時間後には赤ちゃんを連れて、夫のウィリアム王子とともに病院前に姿を見せた。赤ちゃんは体重が約3700グラム。キャサリン妃に抱かれ、目をつぶって眠っているような様子を見せた。
出産にも立ち会ったウィリアム王子は退院の際、赤ちゃんをかごで運んで後部座席に乗せると、ほっとしたような笑顔を見せた。一家はこの後、王子が運転する車で病院を後にし、住まいであるケンジントン宮殿に入った。
一方、エリザベス女王が住むバッキンガム宮殿の門の近くに、プリンセス誕生を知らせる文書が掲示されたほか、街の中心部のタワーでも電飾で誕生が知らされるなど、ロンドンは祝福ムードに包まれている。
今回生まれた赤ちゃんの王位継承順位は、長男のジョージ王子に次ぐ第4位となる。今後は、赤ちゃんの名前が注目されるが、名前はウィリアム王子夫妻が女王などにも相談した上で決めて、数日中に発表されるとみられている。