マララさん「ノーベル賞がゴールではない」
ノーベル平和賞の有力候補にも名前が挙がっているパキスタン人の少女、マララ・ユスフザイさん(16)が銃撃事件から1年を前に将来の夢や教育の重要性について語った。
マララさんはパキスタンで女性の教育の権利を求め活動していたが、去年10月、これに反発するイスラム武装勢力から通学中に頭などを撃たれた。その後、イギリスで治療を受けて回復、銃撃から1年となるのを前にBBCテレビのインタビューに応じた。
「家に閉じ込められて料理をし、子供を産むような人生は嫌だった。学校に通えるのは素晴らしいこととイギリスの学生に伝えたい」-またマララさんは、ノーベル賞の候補とされていることについて、「私にとってノーベル賞がゴールではなく、平和が訪れ、全ての子供が教育を受けられることがゴールだ」と語った。