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住民会議に“手製爆弾” 2人死亡 中国

2013年12月8日 8:20

 中国・陝西省の村で7日、住民が会議を行っていたところ参加者の男が手製の爆発装置を爆発させ、2人が死亡、14人がケガをした。

 地元政府の発表によると、陝西省旬邑県の村で7日夜、住民の会議に参加していた劉徳章容疑者が、手製の爆発装置を爆発させた。2人が死亡、14人がケガをし、うち3人は重傷だという。

 地元政府は、劉容疑者について「家庭生活がうまくいっていない上、多数の村人との関係が悪く、復讐(ふくしゅう)を考えていた」と説明、警察当局は「重大な刑事事件」として調べを進めている。

 中国では格差の拡大などを背景に、現状への不満を抱えた市民によるとみられる事件が相次いでいる。