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アメリカ、ロシア砲撃の“証拠写真”を公開

2014年7月28日 11:01

 アメリカの情報機関は27日、ロシアがウクライナの軍事拠点を直接攻撃している証拠だとする衛星写真を公開した。

 これは、ロシアとウクライナの国境を26日に撮影したもので、ロシア領内にロケットの発射台が写っており、アメリカ側は写真には発射の痕跡が写っているとしている。さらにウクライナ領内には、ウクライナ軍部隊の近くにロケット弾が着弾した跡が多数残っているとしている。

 アメリカはこれまで、ロシアがマレーシア機の撃墜について調査に協力すると約束しておきながらウクライナ領内を砲撃していると非難していた。一方のロシアは、証拠は何ひとつないと反論していたが、アメリカとしては、衛星写真を公開することでロシアへの圧力をさらに強める狙いがあるとみられる。