マレーシア機撃墜 露企業「ミサイル特定」
去年7月、ウクライナ東部でマレーシア機が撃墜された事件で、地対空ミサイルを製造するロシアの企業が2日、「使われたミサイルの型を特定した」と発表した。
会見したロシア企業によると、機体にできた穴を調査した結果、マレーシア機の撃墜に使われたのは地対空ミサイル「ブーク」で、ウクライナ軍が所有していたのと同じ型だったという。また、ミサイルの発射地点はウクライナ東部であることもわかったとしている。
これに対しウクライナ軍は2日、NNNの取材に、この発射地点は「親ロシア派の支配下にあった」と主張しており、撃墜の真相を巡るロシアとウクライナの主張は依然、食い違ったまま。