ウクライナ東部で戦闘 80人余りが死亡
ウクライナ政府は4日、前日に東部で発生した政府軍と親ロシア派の戦闘で、双方の兵士あわせて80人余りが死亡したと発表した。
ウクライナ国家安全保障会議の報道官が4日、明らかにしたところによると、東部ドネツク近郊のマリインカやドネツク空港などで3日、政府軍と親ロシア派が戦闘になった。その際、双方が重火器を使用し、ウクライナ軍の兵士5人が死亡、親ロシア派の兵士およそ80人が死亡したという。また、マリインカでは住民2人も犠牲になったという。
政府軍が掌握してきたマリインカが親ロシア派に制圧されたとの一部報道もあったが、報道官は「親ロシア派を撃退し政府軍がマリインカを掌握している」と述べた。