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“父親”邦人男性がタイ出国 乳幼児保護

2014年8月8日 7:08

 タイのバンコクで、代理出産で産まれたとされる乳幼児9人が保護された問題で、父親とされる24歳の日本人男性が7日、マカオに出国し、警察が行方を追っている。

 タイの警察などによると、保護された子供9人の父親だと主張しているのは24歳の日本人男性で、7日の飛行機でタイからマカオに出国した。男性はこの2年間で65回、タイに入国しているという。

 男性の代理人はNNNの取材に対し、男性は、香港や日本で不動産や株式を扱う投資家だと話した。

 代理人「今日も電話で話しました。男性は戻ってくると言っていました。最後に話した時は、男性は香港にいました」

 9人の乳幼児は代理出産で産まれたとされるが、タイの警察は今後、乳幼児のDNA鑑定を行い、人身売買など犯罪と関係があるかどうかを調べるとともに、事情を聴くためこの男性の行方を追っている。