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9歳女児が機関銃を誤射、指導員死亡 米

2014年8月28日 16:24

 アメリカ・アリゾナ州の射撃場で、9歳の女児が撃った機関銃の銃弾が誤ってインストラクターの男性にあたり、死亡する事故があった。

 地元の保安官事務所が公開した映像では、女児の隣に男性のインストラクターが立ち、機関銃の撃ち方を教えている。機関銃を連射モードに切り替えた後、女児が銃を撃つと、反動で跳ね上がり、銃弾が男性の頭部にあたったという。男性は搬送先の病院で死亡した。

 この射撃場では、保護者の同伴であれば、8歳から17歳でも銃を撃つことが可能。また、アメリカでは、条件に違いはあるものの、保護者がついていれば、多くの射撃場で子供でも銃を撃つことが認められている。過去には2008年にも、射撃場で機関銃を撃っていた8歳の子供が誤って自身を撃ち、死亡する事故が起きていて、有識者らからは「国として規制を設けるべき」との声も上がっている。