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殺害された米ジャーナリストの家族が声明

2014年9月4日 12:58

 イスラム過激派組織「イスラム国」に殺害された2人目のアメリカ人ジャーナリスト・ソトロフ氏の家族が3日、現在の心境を明かした。

 「イスラム国」は2日、スティーブン・ソトロフ氏を殺害する映像を公開し、アメリカ政府も本人だと確認した。「イスラム国」に対してはソトロフ氏の母親がビデオメッセージで解放を求めてきたが、今回殺害が確認されたことを受け、家族の声明が公表された。

 家族の代理人「スティーブンは声の届かない(アラブの)人々の声を伝えたかっただけだ。そのために最後は命を犠牲にした」

 一方、アメリカのバイデン副大統領は3日、「イスラム国」を、「野蛮人」と呼び、強い口調で非難した。

 バイデン副大統領「彼らが裁きを受けるまで、地獄の扉まで彼らを追いつめる。なぜなら地獄こそが彼らの住むべきところだからだ。地獄こそ彼らの住むところだ」

 この発言についてアメリカメディアは「これまでの政府高官の中で最も激しい非難だ」と伝えている。