アメリカのＩＴ大手・アップル社は日本時間の１０日未明、カリフォルニア州シリコンバレーで腕時計型の端末「アップルウオッチ」とスマートフォンの最新機種、「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６」を発表した。

　アップル社・クックＣＥＯ「手首を使った、革新的で身近なコミュニケーションのツールだ」

　アップルウオッチはアップルとしては初めての腕時計形端末で、アイフォーンと連動して電話をしたり、メッセージを送ることができる。また、運動で消費したカロリーや心拍数を常に計測することで健康状態をチェックしたり、飲食店などでの支払いができる機能もついているという。アップルウオッチは来年初めに発売される予定。

　また、「アイフォーン５ｓ」の後継機、アイフォーン６も発表された。画面の大きさを現在よりも大きい４．７インチと５．５インチの２種類に設定したほか、処理速度を２５％向上させたという。日本やアメリカなどで１９日に発売される予定で、アメリカでの価格は日本円で約２万１０００円から５万３０００円の４種類に設定されている。