バナナ摩擦係数?イグ・ノーベル賞に日本人
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「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られるイグ・ノーベル賞、今年の物理学賞に北里大学のチームが選ばれた。
「バナナの皮はどれくらい滑りやすいか」を解明した日本の研究者が18日、アメリカ・ケンブリッジのハーバード大学で受賞した。
イグ・ノーベル賞は、ユーモアと独自性に優れた研究に与えられる賞で、今年の物理学賞は「バナナを踏んだときの摩擦係数」について研究を行った北里大学の馬渕清資教授のチームに贈られた。
馬渕教授「本業である人間の体について知識も深まった。いろいろな意味で良かった」
馬渕教授の専門は「人間の関節の動き」だが、関節をなめらかに動かす仕組みとバナナの皮の滑りやすさには共通点があることに気づいて研究を始め、バナナの皮を踏むと普通に歩くよりも約6倍滑りやすくなることを実証したという。