ハリス氏、副大統領候補に指名のウォルズ氏と初の集会
アメリカ大統領選挙に向け、民主党のハリス副大統領は自身の副大統領候補に指名したミネソタ州知事のティム・ウォルズ氏と初めて集会を行います。
まもなく集会でウォルズ氏が支持者らにお披露目されます。会場を見渡しますと黒人の支持者の姿が目立っていまして、支持層の多様性がうかがえます。
また通常よりかなり多くのメディアが集まっていまして、注目度の高さが見て取れます。
民主党の大統領候補を選ぶオンライン投票で99%の支持を得たハリス氏は6日、ウォルズ氏の起用を発表し「中流家庭のために戦うという信念が深い」などと強調しました。
アメリカメディアはウォルズ氏が選ばれた理由についてハリス氏との相性の良さに加え中間層を支援する政策を進めた州知事としての実績を挙げています。
また、庶民的な人柄や陸軍の州兵、高校教師などの経歴が労働者層の支持につながるとの期待感もあると分析しています。ただ、ミネソタ州は、激戦州ではないことから「大統領選の勝利に決定的な影響を与える可能性は低い」との指摘も出ています。
ハリス氏は、今週、ウォルズ氏とともに激戦州をまわる予定で、一気に支持を固めていきたい考えです。