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ミャンマー大地震で1万棟以上の建物被害…撤去必要な“がれき”250万トン UNDP、国際社会にさらなる支援呼びかけ

2025年4月16日 2:00

UNDP(=国連開発計画)は14日、先月のミャンマーで発生した大地震で住宅など1万棟以上の建物が被害をうけ、今後、撤去が必要ながれきが250万トンにのぼるとして、国際社会に対しさらなる支援を呼びかけました。

先月28日に発生したミャンマー大地震によるこれまでの死者は3700人以上にのぼり、依然、130人が行方不明のままになっています。

こうした中、UNDPは14日、衛星画像などを活用したデータの分析結果を公開しました。分析結果によりますと、被災地では住宅など1万棟以上、医療施設128か所が倒壊するなどの深刻な被害をうけたということです。現地の建物の多くが、大地震に耐えられる設計がされていなかったと指摘しています。

現地の担当者は、地震で負傷した患者について「屋根のない場所で気温40℃の中、大雨にさらされている」と厳しい現状を訴えています。

また今後、復旧にむけて撤去が必要ながれきが250万トンにのぼるとして、国際社会にさらなる支援を呼びかけています。

最終更新日:2025年4月16日 2:00
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